リベラル新報

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世田谷年金事務所 ≪葛西幸久所長≫ ≪ヘイトツイートで更迭≫ 勤務時間中にも投稿か

世田谷年金事務所、葛西幸久所長のヘイトツイート

ヘイトスピーチ」を垂れ流す「ネトウヨ」たち。その中で悪質なヘイトをツイートしていた「youbo(@kasaikun)」という人物の正体がなんと現役の「年金事務所所長」だったことが分かり波紋を広げている。

渦中の人物は「世田谷年金事務所」の「葛西幸久所長」で、これまでいくつもの悪質は「ヘイトツイート」を拡散していた。さらには真偽不明の情報をもとに申請を取り消すとツイートをしているが、公務員という立場を考えればもはや「脅迫」と言われても仕方がないだろう。

加えて分析からは勤務時間中にヘイトツイートをしていた可能性が高いことも明らかになっている。まさに言語道断で、公務員の資格は全くないと言わざるを得ない。

 

『削除される前の発言が一部アーカイブされていたので、Buzzap!編集部ではyouboこと世田谷年金事務所・葛西所長の発言をチェックしてみました。

3月17日(日)の投稿。実在する別の在日外国人医師を同一人物と決めつけ、精神科医香山リカさんを本名とされるものを晒しつつ攻撃しています。

3月18日(月)の投稿。通勤時間帯に香山リカさんを攻撃し、公務中とみられる時間帯に立憲民主党公式アカウントへ執拗なリプライを飛ばしたあと、大物芸能人が在日外国人であるとツイートしています。絶好調ですね……

昨年には「野党議員が国籍取得した人物」という真偽不明の情報を元に「申請取り消すぞ」と発言。他の発言も、行政の要職にある人間の発言とは思えないものばかりです。

          (中略)

ツイートの傾向を見てみると、主な投稿時間帯は7~13時、17~23時。明らかに公務中とみられる時間帯に投稿しています』

(BUZZAP!、2019年3月25日)

buzzap.jp

 

 

更迭は当然、処分も検討

当然のことながら葛西氏は世田谷年金事務所所長を「更迭」されたようだ。そのうえで年金機構としては処分を検討するというが、事案の悪質性や勤務時間中の投稿などを考えると「懲戒解雇」も含む厳しい対応と取らないと年金機構の方に批判の矛先が向かうことが予想される。

 

ヘイトスピーチや差別的発言をTwitter上で匿名で繰り返していたとして、世田谷年金事務所の男性所長が3月25日、更迭された。日本年金機構は今後処分を検討する。

           (中略)

日本年金機構によると、3月24日、本人から「ツイッターで不適切な発言をした」と事実関係の報告を受け、現在聞き取り調査を行なっているという。

調査では「彼が何をやったのか、本当になりすましではないのかなどを確認している」という。同機構にはSNSや差別に関するガイドラインがないため、制裁規程に沿った処分も検討するという。」

BuzzFeed、2019年3月25日)

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/hate-twitter

 

 

相次ぐ公務員のヘイト

今回の問題は非常に深刻だ。というのは今日本の「公務員」の間にヘイトが広がっているのではないかと考えられるからだ。

19日には厚生労働省の「武田康祐賃金課長課長」が韓国の空港で韓国人は嫌いだと暴言を吐き、空港職員へ暴行したとして一時身柄を拘束された。他にも少年院の男性法務官の問題や昨年起きた小西議員への暴言などここにきて公務員による「差別、ヘイト発言」が頻発している。

これら一連の出来事からは想像以上に公務員の間にヘイトが広がっていると思われる。ヘイト発言を行った公務員に対しては厳罰を持って望むと同時に、理念法に留まっている「ヘイトスピーチ対策法」に罰則を設けて実行性のある法律に変える必要があるだろう。

 

 

『あり得ない事件が起こってしまった。19日、厚生労働省武田康祐・賃金課長課長が韓国・金浦空港で暴行をはたらき、その上「韓国人が嫌いだ!」と騒いで地元警察に身柄を一時拘束されていたことが発覚した件だ。

 武田氏は16日から私用で韓国に渡航していたが、19日、羽田行きの便に搭乗の際、武田氏が酒臭く、泥酔状態にあったために空港職員から搭乗を制止された。このことに腹を立てた武田氏は、「I hate Korean! I hate Korean!」(韓国人が嫌いだ! 韓国人が嫌いだ!)と暴言を吐き、さらに、空港職員の制止を振り切り無理やり搭乗しようとして暴れ、空港職員の足を蹴った上、顔面を殴りかかったのだ。

           (中略)

いや、むしろ問題は、そうした安倍首相の手となり足となってきたキャリア官僚が、「韓国人が嫌いだ!」「変な国」などと平気で暴言を吐く、官僚や公務員の“ネトウヨ化”の深刻さのほうだ。

 実際、武田氏の暴行事件が伝えられた20日には、少年院の男性法務教官による“ヘイト洗脳”問題が国会で取り上げられ、法務省がこの男性教官を処分する方針を示した。

 じつはこの男性教官の問題はネット上で指摘されていたもので、男性教官は以前から〈中朝のキチガイ〉〈在日を送還しろ!〉などとヘイトスピーチTwitter上で繰り返していた。そして、今年1月27日には、百田尚樹氏の『日本国紀』(幻冬舎)の制作に携わった有本香氏に、こんなコメントを投稿した。

〈私は法務教官をしておりますが、自分の担当する寮でも宣伝しまくっています。副読本と併せて、保護者に差し入れを要求する子が急増中です。
少年院に入るような少年はあまり勉強していない分、変に染まってないので洗脳…じゃなくて教育しやすいです(^-^)/〉

 このコメントをきっかけに法務教官が問題視され、今回、処分の方針を法務省が示したというわけだが、法務教官ネトウヨ発言を連発し、その上、『日本国紀』で洗脳すると投稿していた事実は、あまりにも衝撃的だ。

 いや、これだけではない。2017年には沖縄県高江で反対派市民に対して大阪府警の機動隊員が「ボケ、土人が」などと差別発言を繰り出し、昨年には統合幕僚監部に所属する幹部自衛官が、民進党小西洋之参院議員に対し「お前は国民の敵だ」「お前の国会での活動は気持ち悪い」などと暴言を放つ事件も起こっている。』

(リテラ、2019年3月22日)

lite-ra.com