リベラル新報

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柴山文科相の  ≪教育勅語発言≫

安倍在庫一掃内閣」がスタートしたが、早速問題発言を起こした大臣が現れた。「柴山文科相」は就任会見で「教育勅語」が普遍性を持っているなどとのべ教育現場に持ち込もうとする意図を感じさせる発言を行った。

 

『山文科相は2日の就任記者会見で、戦前・戦中の教育勅語についてこう述べたのである。

「(教育勅語を)アレンジしたかたちでですね、今のたとえば道徳等に使うことができる分野というのは、私は十分にある、という意味では普遍性を持っている部分が見て取れる」

 さらに柴山文科相は、教育勅語の使える部分として「同胞を大切にするとか」などを挙げ、「基本的な記載内容について現代的にアレンジして教えていこうと検討する動きがあると聞いており、検討に値する」などと明言した。教育行政のトップとなった人間が、それも就任会見で「同胞を大切に」と排外主義をむき出しにしながら、ここまで具体的に“教育勅語の復活”を唱えるとは、あまりにも露骨すぎるだろう。』(リテラ)

lite-ra.com

 

あまりに馬鹿馬鹿しい論だ。教育勅語には普遍的な道徳を説く部分はあるが、それも含めたすべてが天皇のためにつくせという「天皇主権」のためのもの。戦後の「国民主権」の考え方とは水と油だ。まさに「安倍政権の戦前回帰」の姿勢がよく表れている。

 

歴史学者東京大学史料編纂所本郷和人教授は次のように述べる。

 「教育勅語は、主権が天皇である時代に『日本人としてどうあるべきか』を子どものころから教えるべく作られたもの。『一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ(訳:何かが起きた場合はすみやかに勇気を出して天皇のためにつくせ)』という部分も、当時は国力を高めるために有効な手段であったが、主権が国民にある現在では考え方の根本が違う」』(AmebaTims)

headlines.yahoo.co.jp

 

こんな基本的なことも理解していない人物が教育を司る文科大臣だというのだから、まさに在庫一掃内閣と言われても仕方がない。