リベラル新報

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≪フィフィ氏デマ≫ を垂れ流した ≪メディアの責任≫ と ≪デマの背景≫

フィフィ氏の蓮舫氏に対するデマ、フェイクニュース

タレントの「フィフィ氏」は「蓮舫議員」に対して「児童虐待防止法改正に反対していた」とTwitterでつぶやいた。だがそれが「でま、フェイクニュース」だったとして大きな批判が起きている。

しかもフィフィ氏は自身の批判に対して「逆ギレ気味」のツイートもしていることからも「謝罪は形だけ」ではという疑念も出ている。

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フィフィ氏のデマをそのまま垂れ流したメディア

このフィフィ氏のデマは「一部のメディア」が引用して「そのまま報道」したことから問題が大きくなった。事実を確認せずにタレントの言葉をそのまま報道した「責任」は厳しく問われてしかるべきだろう。

 

『フィフィさんのツイートは、2月18日午後3時現在で1万7000以上リツートされた。まとめサイト「Share News Japan」はTwitter上で、フィフィ氏のツイート内容を配信。18日午後3時25分現在で7800以上もリツートされている。

さらには、日刊スポーツも「フィフィ、蓮舫氏に児童虐待防止問題『真意を問いたい』」というタイトルで、フィフィ氏が蓮舫氏を批判したと紹介。ただ、事実確認に関する指摘はしていなかった。記事は18日午後3時28分現在、削除されている。

日刊スポーツの記事は、グループ会社の朝日新聞社のサイト「朝日新聞デジタル」内の「&(アンド)、&M」にも転載されていた。

また、スポーツ報知も「フィフィ、虐待死問題で蓮舫議員へ怒りの質問『あなたは本当に国民の側に向いているのですか?』」と題した記事でフィフィさんのツイートを紹介した。

ところが、スポーツ報知は後に記事タイトルを「フィフィ、虐待死問題で蓮舫議員へ怒りの質問も『事実誤認?』の指摘」と変更。「一部フォロワーからは事実誤認ではないか?との指摘が出ている」と付け加えて、記事を更新した。』(BuzzFeed、2019年2月18日)

 

『本誌の取材に、ある朝日新聞関係者は匿名で以下のように語る。

「エンタメ系は外部からもらった記事なのかもしれませんが、記事審査のゆるいサイトを複数立ち上げたりして、危機管理が問題になっています」

 さらに電話をかけ、日刊スポーツの広報担当の方から回答を頂いた。

「フィフィさんの記事については、日刊スポーツのサイト、いまご覧になれますか? そちらの芸能のカテゴリーにですね、すでにお詫びを掲載しておりまして……。それ以上のことは申し訳ありませんがお答えできません」』

(ハーバービジネスオンライン、2019年2月18日)

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デマの背景

このようなデマが蔓延する背景に昨今の「メディア」ににある「ネトウヨ的な言動」を是とする風潮があるからではないかという指摘もある。今の日本社会の状況を見ると時に十分首肯できる指摘だ。

 

『近年では月刊誌「正論」(産経新聞社)や『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)などにも登場、Twitterでも生活保護受給バッシングや反リベラル的な発言を繰り返し、極右界隈・ネット右翼らからも一目置かれているフィフィだが、そもそも彼女は、ワイドショーや討論番組で社会的なコメントをしている芸能人である。そこらの一般人と比較すれば自らの言論に負う責任は大きく、当然、その社会的影響力を考えれば、デマを流したことを強く批判されても甘んじて受け入れなければならない。それを〈何度謝ってもダメなんですか?〉などと逆ギレしたのだから、その意識の低さに呆れざるを得ないではないか。

           (中略)

 

 また、デマ攻撃の対象にされたのが、リベラル系(とみられている)“女性”という点も偶然ではないだろう。たとえば蓮舫議員は(本人は「バリバリの保守」を自称しているが)、周知の通り、立憲民主の辻元清美議員と並んでネトウヨや安倍応援団からバッシングのターゲットにされがちな女性政治家だ。実際、屋山氏から「妹が北朝鮮に生存」なるデマを飛ばされた福島瑞穂議員や、東京新聞の望月衣塑子記者、精神科医香山リカ氏、女優の水原希子、タレントのローラなどがネトウヨ・右派論壇から標的にされている。「物を言う女性」が気に食わないという女性蔑視、ミソジニーが背景にあるのではないか。』(リテラ、2018年2月18日)

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